【BOOKログ】スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル

「意志の力」に関する本。行動経済学のような内容だった。 
洋書に多い実験結果を混ぜながら科学的な説明多数。

  1. 意志の力=「やる力」「やらない力」「望む力」
  2. 意志力は生物的な本能
  3. 自己コントロールは筋肉に類似。疲労するが強化可能
  4. 良いことをしている気分になると、その分悪いことをしても良いと勘違いする。自分の目標や価値観をしっかり見つめることが大事
  5. 脳は報酬を期待するとドーパミンが出て満足考えられると勘違いする
  6. 落ち込んでいると誘惑に負けやすい。罪悪感を拭い去って自信を持つべし。
  7. 将来への割引率を下げよう。将来の自分に合う(不確実性を下げて信じる)
  8. 意志力は感染る(いい方にも悪い方にも)
  9. 思考感情欲求を抑制するのは逆効果。コントロールできるのは行動のみ